春風

2015/08/21

空を見上げて生まれた感情はひとかけらも嘘を含んではいない
都会の歩道に植えられた木々を見てて妙な親近感が僕を覆った

不自然な景色には そうなる故の意味がある
確かめたいのは 意味がある意味でさ
求めてた答えとは 違っていてもいいんだ
真実は無数にあればいい

光る星にだって 照らす太陽も 価値などついてない
それが美しいから
意味ある欲望より 無邪気な笑顔がいい
狂った世界でも笑っていたいから
感情が 真実さ

生きる意味を見つけるとか 自分探しの旅だとか
そこで見つけたものなんて 弱さを隠す鎧だろ
考えずに感じていこう 命を作る正体は
安っぽくなる意味じゃなく 価値のつかない愛だから

浮かぶ白い雲も 広がる青空も 人への優しさも
意図なく美しいよ
意味ある成長より 感情的でいたい
狂った世界でも 歌っていたいから